愛媛県上島町内の中学校で、女子生徒がいじめや学校の対応を理由に不登校になっている問題で、町教育委員会の内部機関「いじめ問題対策会議」は14日までに、これまでの調査結果を被害生徒と保護者に示した。
調査結果によると、悪口や陰口などのいじめがあったとした上で、現在は収束していると判断。今も不登校が続くのは、学校の対応への不信感が原因と考えられるとしている。
学校側の対応について、いじめ認知後に迅速に対応したものの、教員間の情報共有や意識統一、被害生徒や保護者との対話、他の生徒、保護者への説明などが不十分だったとした。